📝【安心の準備】もしもの時に役立つ「クライシスプラン(CP-J)」とは?〜私たち訪問看護ステーションの役割〜 - SUNAO訪問看護ステーション

📝【安心の準備】もしもの時に役立つ「クライシスプラン(CP-J)」とは?〜私たち訪問看護ステーションの役割〜

はじめに:体調の波と「備え」の大切さ
精神疾患や慢性疾患をお持ちの方は、症状の波や生活環境の変化によって、一時的に体調を大きく崩してしまうことがあります。

特に精神科領域では、「調子を崩しそうだな」「そろそろ危ないかもしれない」と感じた時に、本人だけでなく、ご家族や支援者がどう対応すべきか迷い、不安に陥ることが少なくありません。

私たちSUNAO訪問看護ステーションでは、そうした「もしも」の時のために備えるツールとして、「クライシスプラン(CP-J)」の作成を積極的に支援しています。

今回は、このCP-Jとは何か、そしてなぜ訪問看護と一緒に作ると安心なのかをご紹介します。

💡 クライシスプラン(CP-J)とは?
クライシスプラン(CP-J)は、Crisis Plan – Japanese versionの略称で、ご本人と支援者が協働して作成する「危機的状況への対処計画」を指します。

これは、調子の良い時に「自分はどんな状態になったら危ないのか」「危なくなった時に、どうしてほしいか」を具体的に書き留めておくセルフコントロールのツールです。

CP-Jの主な構成要素
CP-Jには、主に以下のような内容を盛り込みます。

ウェルネス(元気な時)の状態:

普段の元気な状態とはどんな状態か(起床時間、食欲、気分など)。

この状態を保つために行っていること。

早期警戒サイン(SOSのサイン):

少し調子を崩し始めた時の初期症状やサイン(例:寝つきが悪くなる、イライラする回数が増える、人との連絡を避けるようになるなど)。

このサインが出た時に自分でできる対処法。

危機的状況(クライシス)のサインと対応:

危険な状態とはどんな状態か(例:幻聴が強くなる、自傷行為を考えてしまうなど)。

この状態になった時、誰に、どの病院に、どういう手段で連絡してほしいか。

医療者や支援者に特にしてほしくないこと(過去のトラウマ体験などから)。

🏠 訪問看護がCP-J作成をサポートするメリット
CP-Jはご本人の主体性が最も大切ですが、訪問看護ステーションと協働することで、より実効性の高い計画を作成できます。

1. 「第三者の視点」で客観的なサインを把握
ご本人は調子の変化に気づきにくいことがあります。訪問看護師は、ご自宅での生活を通して、ご家族やご友人には見えない専門的な視点で客観的なサインを見つけ出し、プランに反映させることができます。

2. 緊急時の具体的な行動計画を共有
危機的な状況になったとき、ご家族やご本人がパニックに陥ってしまうことがあります。訪問看護師が間に入り、主治医や地域の関係機関(病院、相談支援事業所など)と事前に連絡体制や役割分担を確認し、計画に明記します。

3. プランの「活用」と「更新」を継続的に支援
CP-Jは一度作って終わりではありません。使ってみて「うまくいかなかった点」や「生活の変化」に合わせて、内容を定期的に見直し、更新していくことが重要です。

訪問看護の定期的な訪問の中で、この見直しと更新をサポートし、「生きた計画」として活用できるよう支えます。

🌈 まとめ:安心できる地域生活のために
クライシスプラン(CP-J)は、病気の症状に振り回されるのではなく、ご自身が人生のハンドルを握り続けるための羅針盤です。

「もしもの時」の不安を減らしたい。

「家族に負担をかけたくない」と考えている。

主治医や病院に、自分の希望をより明確に伝えたい。

このように感じている方は、ぜひSUNAO訪問看護ステーションにご相談ください。

私たち訪問看護師が、利用者様やご家族の不安を和らげ、安心できる地域生活を送るための一歩を、CP-J作成から丁寧にサポートさせていただきます。

お気軽にお電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。